留学体験レポート

「留学先での生活ってどんなものだろう?」そんな疑問には、留学体験レポートを読んでみてください。学校や授業のこと、生活のこと、友達のことなど、実際の体験がわかるはず。これらの体験レポートを参考に、ぜひ素晴らしい留学を実現させてください。


大学卒業までの半年を使って留学へ

 英語を話せるようになりたいと思ったのは、将来世界中に友達をつくりながらグローバルに働きたいという気持ちがあったためです。大学の卒業単位を全て修得したことを機会に、将来への投資として、残りの半年間を使っての留学を決めました。

 留学する前に立てた目標は、高校教科書レベルの文法・単語・熟語を用いてスムーズに話せるようになること。

 出発前の私は高校で習った基本的な文法などを忘れてしまった状態で、英会話の経験もなく、ほぼ初心者の立場にありました。そこで、最初の1~2カ月は文法や単語を覚えながら会話への応用、残りの期間は特に会話に重点を置いて、学んだ内容を反復しながら話し続ける、という学習プランを立てました。

 留学先にマルタを選んだのには3つの理由があります。日本人留学生が少ないこと、物価が他国より安いこと、そして温暖な気候であること。同じ英語圏でもイギリスに比べて生活費が安く、また寒さが苦手な私にとって、マルタなら学習と遊びの両方で充実した毎日を過ごせるのではないかと考えました。
 学校は1クラスの上限人数が他校に比べて8人と少ないことから、先生の目が生徒に届きやすく発言や質問が多くできる点、またマルタで一番古い語学学校ということもあり、ベテランの先生も多いことが気に入って、NSTSに決めました。


個性的な先生・クラスメイトに恵まれました

 マルタはイタリアとチュニジアに挟まれた土地柄とても夏場は暑く、ほとんど雨が降りませんでした。街に出ると玄関前に椅子を置いておしゃべりをする年配の方が見られ、日本とは少し違ったマルタの文化があります。
 お店が少ないことなどは当初不便に感じましたが、生活するうちに慣れましたし、お店に頻繁に通ううちに店主や子供、住民と仲良くなり、地元の人々との温かい繋がりのようなものを感じました。

 初めての登校日は1限目にクラス分けテストを行い、2限目からは振り分けられたクラスですぐ授業が始まりました。私は初心者クラスからのスタートでしたが、同じクラスでも他国の学生は、すでにある程度英語が話せる状態。衝撃を受けましたが、またそのことが刺激にもなりました。

 授業は会話中心に進められ、各国文化や時事ニュースといった多様な題材をテキストに沿って学ぶもの。はじめに例文で文法を説明した後、二人一組になって問題を解き、最後にテキストの感想を一人ずつ発表するというスタイルで行いました。
 最初の頃は言いたいことを英語で表現できず、とてももどかしい思いをしましたが、常に英語で話さなければならない状況から、挑戦し続けるうちに次第に自分の意見を伝えられるようになりました。

 ある授業ではグループでマルタのビジネスプランを考える、という面白いテーマもありました。私が提案したのはコインロッカービジネス。ペースビルというクラブ街があり、そこでは荷物を持って踊る人が多くいたので、コインロッカーを設置すれば、利用者が増えビジネスに発展すると考えたからです。私の提案に興味を持ってくれた生徒とともに企画書を作成し、授業で発表しました。初めてグループを率いて意見をまとめ、かたちにできたことがよい経験です。先生は笑いながら、「家に帰ったら夫に話すね」と言っていました。

 先生は長年英語を教えているベテランの方が多く、常に生徒に配慮した授業を行ってくれました。授業中の質問には理解するまで丁寧に教えてくれ、また授業後に疑問点を聞きに行っても快く応じてくれます。また個性的な方が多く、豊富なトピックに触れることから退屈することもありませんでした。


NSTS English Language Institute
通学路の街並。緑が多く華やかな印象のヨーロッパに対し、マルタはアラブの文化とヨーロッパの文化が融合したような、不思議な古い建物がたくさんあります。街を歩くたびに何か発見がありました。
NSTS English Language Institute
教室の記念撮影。どのクラスメイトもとてもフレンドリーで、会話が好きな私にとってコミュニケーションに困ることはありませんでした。

たくさんの友達と過ごした寮生活

 滞在は学校から徒歩15分程度のところにある寮でした。放課後は部屋に戻って3時間ほど勉強をした後、友達と海水浴に出かけ、自分の国の言葉を教えあったり、文化の違いについて話したり、お互いを理解しあうよい時間をすごしました。
 週末にはマルタでも特に海がきれいなコミノ島など、平日には足を運べない遠方に出向き、普段見ることのできない風景を楽しみました。

 寮の生活では、常に英語を話す環境にありました。時間を気にすることなく、ルームメイトとたわいもないことや深い話までたくさんの話をできたことが、寮のとてもいい面だと思います。たまにお風呂のお湯がでなかったり、トイレの水が流れないなど、日本ではなかなかないトラブルもありましたが、文化の違いとして受け入れ、気にせず生活していました。またフレンドリーなスタッフの方もいたので、特に苦労することもありませんでした。

 寮は食の国際交流の場にもなっており、学校帰りには友達同士で各国の伝統料理を振舞い合うこともよくありました。料理上手な生徒が多かったので、留学中にほぼヨーロッパ各国の伝統料理を味わうことができました。
 料理があまり得意とはいえない私は、寿司の次に人気が高かった味噌汁を悪戦苦闘しつつも作り、ご飯と一緒に日本食として紹介しました。皆おいしいと言って完食してくれたので、一安心でした。

 留学する前にはニュースなどでも日本国内にのみ目を向けていましたが、さまざまな国の友達ができたことで、世界のニュースや文化に積極的に興味を持てるようになりました。また、多くの留学生が日本の製品・文化を愛していることも知り、これから社会人となる私には大きな発見でした。


NSTS English Language Institute
寮の部屋で、スウェーデンから来たルームメイトと。夜遅くまで、一緒に生活しながらいろいろな話をしました。
NSTS English Language Institute
放課後にクラスメイトとビーチへ。勉強をした後、日が暮れるまで海水浴を楽しむ生活でした。

留学経験から、次の新しい目標へ

 これまでは英語を勉強する目的に、テストでよい成績をとるため、将来仕事で必要になるかもしれないからなど、特に明確なものがあったわけではありませんでした。
 しかし今回の留学で違うバックグラウンドを持った各国の生徒と友達になり、文化面はもちろん、個人的な考えや生き方を知りながら、新しい発見や、私自身考えさせられることが多くありました。この経験は英会話を通して得ることができたもので、そこに英会話のすばらしさを感じました。そして、コミュニケーションの幅を広げるべく英語を勉強したいという、新たな目的へとつながりました。

 現在まだ具体的なことは決まっていませんが、私には海外で実現したいことがいくつかあり、英語力を身につけたことで目標に前進していると感じます。マルタで習得した英語は、海外の友達と連絡を取り続けたり、また日本でも引き続き勉強したりしながら、継続していくつもりです。
 留学した期間を今後に活かせるよう励みながら、次回はさらにスキルアップして留学に望みたいと思っています。

Christchurch College of English
ディングリフという日本では見たことのないような地形が広がる崖からの絶景サンセット。
どこまでも見渡せる眺望と静けさから、マルタで一番気に入っていた場所です。

NSTS English Language Instituteの学校情報を見る