留学体験レポート

「留学先での生活ってどんなものだろう?」そんな疑問には、留学体験レポートを読んでみてください。学校や授業のこと、生活のこと、友達のことなど、実際の体験がわかるはず。これらの体験レポートを参考に、ぜひ素晴らしい留学を実現させてください。

女性
■留学先  南アフリカ ケープタウン
■レポート時期  2006年4月~2007年4月
■留学先学校
Cape Studies Language School
ケープ・スタディーズ・ランゲージ・スクール

Cape Studies Language School Cape Studies Language School

英語力を伸ばそうと、知り合いに英語を習ったり英会話教室に通ったりしましたが、もっと英語を流暢に話せるようになりたいという思いは強くなるばかり。そんな折、ケープタウンでの英語+インターンシッププログラムの参加者募集を知り(*現在はこのプログラムは募集していません)、自分を変えるきっかけになればと思い応募しました。

午前中は、一般英語コースの授業を受講しています。さまざまな国や人々に関するトピックについて議論をしたり、自分の国の特徴をアピールし合ったり、ケープタウンのことを話したり、毎日の話題はたっぷり。授業の中で国による考え方や習慣の違いを知ることができるのが、とても興味深いです。時にはゲームも授業の一環。与えられた単語を他の生徒に当ててもらえるように制限時間内に説明をするゲームでは、皆に分かってもらえるまで必死に説明するので、スピーキングのよい練習になっています。
先生は生徒一人ひとりに目を向け、わからない生徒がいないように配慮して、何度も説明してくれます。性格やお国柄などを考慮しながら、どの生徒にも平等に英語力がつくようにレッスンを進めてくれるのです。たとえ内気な性格の方でも、こんな温かい雰囲気の中だったら、臆することなく発言できて、不安な思いをすることもないのではないかと思います。

午後からは学校の仕事です。今のところは、ホームページやパンフレットを翻訳する仕事が多いのですが、この仕事をこなすうちにボキャブラリーが増え、アメリカ英語とイギリス英語の違いを知ることができます。翻訳をする上で文法も大事なので、日本での勉強は決して無駄ではなかったと感じています。
仕事は部屋に閉じこもらず、オープンスペースで行うようにしています。皆が集まる場所で仕事をしていると自然と会話ができ、授業を終えた学生たちと話したり、夜や週末の計画を立てたりすることができるんです。仕事のために午後は友人と外出できないのが寂しいですが、その分、夜や週末に思いっきり遊んで楽しんでいます。

この学校のよいところは、さまざまな人種と接することができるところです。スタッフも先生方も国際色豊か。生徒の出身国もドイツ、アフリカ諸国、ブラジル、韓国など多彩です。日本人が少ないので、学校内外問わず英語を話さなければいけない環境の中で生活することになりますが、日本人スタッフがしっかりサポートしてくれるので安心です。

夜のタウンシップツアーへの参加は貴重な体験となりました。タウンシップというのは、アパルトヘイト時代の非白人用居住指定区のことで、今でも多くの黒人の方がここに住んでいます。参加前は、悲惨な状況を予想していました。しかし、1軒のお宅に着いて、驚きました。家は決して広いとは言えないですが、電気や水道が通っており、TVやステレオ、古いけれど車もあり、犬や猫を飼っています。何でも揃っているわけではないけれど、生きていくために必要なものはある。昔の日本の暮らしに似ているのではないかと思いました。子供たちは、路地で遊んだり、駆け回ったりと元気いっぱい。子供たちのピュアな笑顔を見ていると、幸せな気持ちになるものですね。庭で焚き火を囲みながら星空を見上げていたら、私は今、この場所で生きているのだなと実感しました。タウンシップの人たちは、毎日、「生きている」と感じられるから、大人も子供も、偽りのない笑顔でいられるのでしょうか。タウンシップの人たちと触れ合うと、気持ちがピュアになれますし、黒人の方に対する怖い、かわいそう、という印象が変わります。全てのタウンシップがこのような状況ではないと思いますが、とてもためになるツアーでした。

Cape Studies Language School Cape Studies Language School

私は子供の頃からわりとおとなしいほうで、日本語でもおしゃべりが得意とは言えません。留学先で、しかも英語でコミュニケーションができるのだろうか、きちんと仕事をこなせるだろうか、友人ができるだろうか、と留学前は不安に思うことがたくさんありました。しかし、アットホームな学校と優しいスタッフ、すばらしい先生のおかげで、すぐに学校やクラスになじむことができました。フレンドリーな友人に恵まれ、いろいろな国の友人もできました。人見知りという殻を破ろうと、自分でもいろいろな人に話しかけるよう努力しています。留学開始から1ヵ月半が経ち、だいぶ構えずに人と話すことができるようになったと思います。 今回の滞在が終わっても数年後にまた来てケープスタディーズで勉強してみたいと思い始めているくらい、ケープタウンに来てよかったと感じています。ここが大好きになりました。

ケープタウンはお店やレストランなどが少なく、必要な物が手に入りにくいのではないか。日中でも1人で歩くと危ないらしい。今まで黒人の方と接したことがなかったので、黒人は怖そう。こちらに来る前はそんなマイナスイメージを持っていましたが、その印象は180度変わりました。カフェやレストランなどもたくさんあり、郊外にはショッピングモールも。メインロードは人通りもあるので犯罪に遭うことは滅多にないと聞いてから、一人で買い物に行ったり、友達のところに遊びに行ったりしています。暗くなり始めたら一人で出歩くのを避けていますが、複数人で歩けば大丈夫です。それから、私の中で最も変わったのが黒人の方に対する印象です。学校の生徒たちはフレンドリーで、よく話しかけてくれるし、働いている人々は気軽に挨拶をしてくれ、対応も優しく丁寧です。