留学体験レポート

「留学先での生活ってどんなものだろう?」そんな疑問には、留学体験レポートを読んでみてください。学校や授業のこと、生活のこと、友達のことなど、実際の体験がわかるはず。これらの体験レポートを参考に、ぜひ素晴らしい留学を実現させてください。

竹澤 拓也さん
■留学先  南アフリカ ケープタウン
■レポート時期  2007年7月~2007年9月
■留学先学校
EC Cape Town
イーシー・ケープタウン

EC Cape Town

留学前、「南アフリカに英語を勉強に行く」と友達に言うと、皆一様に驚きました。日本人に「アフリカ」いうと、サファリのようなに、野生動物がたくさんいるところをイメージする人が多いようです。実際、友人のうち一人は「動物と一緒に英語を勉強したいわけ?」と言いました。
正直に言うと、アメリカやカナダではなく、英語を学ぶ場所として南アフリカを選んだことを少し心配していました。犯罪が多く英語のアクセントも強いと聞いたので・・・。でも、日本人が少ない環境ということを重視したのです。

実際ケープタウンについてみると、思ったよりずいぶんと都会でした。ウォーターフロントやキャナルウォークにいけば、何でも手に入ります。もちろん、スリや強盗といった犯罪について噂を聞くこともありましたが、私は全く問題ありませんでした。びっくりしたのは、交通の不便さとゴミ問題です。
バスには時刻表というものはなく、ドライバーのマナーは最悪です。彼らはあまり歩行者を気にしていないみたいでした。ゴミについて言うと、ケープタウンではゴミの分別はしないし、リサイクルもしていません。
悪いところを2点挙げましたが、一方で、ケープタウンの自然はすばらしいです。昨日、私はライオンズヘッドに登り、頂上から日没の風景を見ました。それは、信じられないほど美しい光景でした。大西洋に沈む太陽は、私が今まで目にした風景の中で一番美しいものです。

ケープタウンでは、ホームステイをしています。ホストファミリーはとても親切で、犬たちはとってもかわいいです。毎日歩いて30分ほどかけて学校に通っているのですが、いい運動になっています。

EC Cape Town

学校では、はじめのうち、教室内で英語だけが使われることに困惑しました。先生の言うことが全然わからず、クラスメイトたちはすごくスピーキングやリスニングができているように感じました。でも、なんとかついていけるようになりました。
驚いたこともあります。たとえば、文化の違いのため、議論がものすごく白熱することがあるということ。多くの学生たちは自分の意見をきちんと持っていて、でも教師も含め皆リラックスしており、天気のいい日は授業が外で行われることもあります。英語を学ぶためによいことであれば、何でもOKなんです。僕にとっては、この学校での授業は、日本の大学の授業よりも新鮮で、おもしろいです。
しかし、ケープタウンには差別や犯罪以外にも、ネガティブな面があります。一つは、「天気」です。1日のうちに四季があるといわれるほどで、予測できません。ときどき、気まぐれなお天気には愛想をつかしたくなります。
もう一つは、「別れ」です。ここでできた友達に次々とサヨナラを言わなければならないのは寂しいことです。学校は生徒の多い時期が過ぎ去りつつあり、だんだん静かになっていきます。いつか友達とは、もう一度会いたいです。

もうここには2ヶ月滞在していることになります。光陰矢のごとしという諺を実感します。あとここで残された時間は1ヵ月だけ。英語力を磨き、南アフリカでの生活をもっともっと楽しむためにベストを尽くしたいと思います。